2019年10月より消費税の増税があり、10%へ引き上げられました。
そんな中、【メルカリ便の送料の値上げはどうなるんだ?問題】がメルカリボックス上で多く寄せられていました。
メルカリを最近始めて、「メルカリ便が値上げしたの?知らない。」という方がいらっしゃいましたら、こちらの記事も読んでみて下さい。
それでは、今回はメルカリ便の送料が値上げするのか変わらないのか紹介していきましょう。
消費税率10%の歴史
消費税法がはじめて施行されたのが1989年。この頃はまだ消費税3%でした。
それから、5%、現在の8%と上がり、10月より10%と引き上げられました。
消費税率10%という案は実は野田佳彦氏が首相をしていた2012年6月からありました。
その後、首相が現在も続けている安倍晋三首相が「2015年から引き上げられる予定であった消費税率10%」を更に4年延長し、現在に至ります。
そして、2018年10月に「2019年10月より消費税10%への引き上げ」が決定しました。
このように消費税率を10%にしようと話が出てから既に7年以上経過していたのです。
私自身も知りませんでした。勉強になりましたね。
メルカリ便以外の送料値上げについて
多くのメルカリ利用者はメルカリ便以外の配送方法を使って、商品の発送を行っています。私は主に郵便局(日本郵便)とクロネコヤマトでの発送を行っています。これら両者の料金形態がどのように変更がなされるのかまとめてみました。
日本郵便
種類 重量 9/30までの料金 10/1以降の料金 定形郵便物 25g以内 82円 84円 50g以内 92円 94円 定形外郵便物 規格内※ 50g以内 120円 120円 100g以内 140円 140円 150g以内 205円 210円 規格外 50g以内 200円 200円 100g以内 220円 220円 150g以内 290円 300円 通常はがき 62円 63円
種類 9/30
までの
料金10/1
以降の
料金速達※1 280円 290円 一般書留・現金書留※2 430円 435円 簡易書留 310円 320円 レターパックプラス 510円 520円 レターパックライト 360円 370円
まずは定型(外)郵便ですが、予想通り値上がりはしてしまうとのことです。定形外は100g以下の値上げはないようです。
また、メルカリの発送にて時折使用する、速達、レターパックも10円の値上げとなってしまう予定です。
ゆうパケットサイズ・60サイズ以上の料金
メルカリ便を利用する事で全国一律・最安値での発送が可能です。
詳しくは郵便局新送料を参照ください。
クロネコヤマト
メルカリ便を利用する事で全国一律・最安値での発送が可能です。
詳しくはクロネコヤマト新送料を参照下さい。
値段の値上げ後でも、商品サイズが60サイズ以上はメルカリ便を利用した方が安く発送できますので、引き続きメルカリ便を利用した方がお得となります。全国送料一律ってのは本当に助かりますよね。
Twitterのお声
たかが2円されど2円。
— ほぉく🦅雨女 (@hawk_snoopy) August 16, 2019
10月からポスカ値上げなんだけど、辛すぎる。
あと送料も値上げ。
今のうちにガッツリ集めたいなー!
増税になったら、また配送料金も値上げになるのかな。楽天、Amazonも送料値上げになるよね、そしたら…。不景気加速するんじゃない?給料上がりました?支出抑えてもマイナスになるだろうから買いたいもの、必要なものも抑えなきゃならない。ヤバいなぁ…。
— 紫苑 (@Fss2015Q) August 14, 2019
皆様、様々な意見が出ております。
いつも皆様のお声がブログ作成に助かっています。記事に使わせて頂いた方々にはお礼のコメントさせて頂いております。
メルカリボックスのお声
- 「どうなるんでしょう…これ以上は勘弁ですよね〜〜。」
- 「メルカリ便の送料は上がったばかりなので、値上がりしないことを祈ります」
- 「増税したら新品買わなくなるからメルカリでいきなり皆さま買い物する予感。新品買うと消費税かかりますから」
- 「仮に上がったとしても、それがユーザーに対し有効活用されるので有れば納得です。」
- 「まだ、上がるとはっきりしてないのでメルカリの事務局も答えてくれないと思いますけど…気になるなら、事務局にお問い合わせされてみてください。」
- 「10%でも他のフリマアプリと比べて充分高いのに…他のフリマアプリに移行を考えています。」
- 「げっ。そうだったらもうやめるかな。。。」
メルカリボックスを見ると、多くの利用者から質問としてあがっていました。
やはり、4月に料金改定があったばかりで更に追加送料がかかってしまう事を考えるとやはり「やめて欲しい」といった意見が多いところです。
別件として、消費税があがる=商品の支払いの値段(原価となる値段があがる)という事で、全体的な出品される価格自体の高騰を予測する利用者の方もいらっしゃるみたいです。
また、他フリマアプリの手数料と比べるとメルカリが高めであることからこれ以上の支出が増えるのであれば、メルカリをやめると仰る方も。。。
管理人「よぴさん」の考察
結論から申し上げますが、私自身メルカリ便の送料の値上げがないとは考えています。
理由は『事前に値上げをしたから』という事が大きな要因と考えています。
では、なぜ4月に値上げをしたのか考え得る理由は3つあります。
※ここからは私独自の考えとなりますのでご注意ください。
①配送業者との契約
提携していた日本郵便やクロネコヤマトのメルカリ便を利用した方がメルカリ便を使用せずに発送する方と比べ、遥かに安かったのです。しかも、全国一律の値段設定です。その為、値段設定に関して両配送業者から「値上げをしてくれ!」という意見が出ていたのではないでしょうか。
②増税時での送料不変のクリーンなイメージ
消費税が引き上げられると、それに伴い、輸送費(ガソリン代)・商品の原材料費(原価)・人件費も必然的に増加していきます。その中で「メルカリ便は送料変わりません」と宣伝すれば、、、どうでしょう?すごくいい印象の状態で他と格差をつけてサービスを継続できると思いませんか?これをイメージして、事前に値上げを行ったのかな?と思います。
③メルカリの目先の利益
電子マネーでのキャッシュレス決済のメルペイに投資をして2019年6月期の最終赤字が137億円とニュースで報道されていましたが、この赤字分を埋める為に送料の値上げがあったのかな?と思います。あくまで個人的な意見なのでわかりませんが、これはあまり現実的ではないかな?と思います。
送料・手数料値上げなし
2019.09.11よりメルカリから消費税増税に伴う、(らくらく、ゆうゆう)メルカリ便の送料・販売手数料(10%)の値上げはしないと発表されました。やっぱり、されませんでしたねー。よかったよかった。また、その他ATMや振込手数料に関しても値上げはありません。詳細は消費税率引き上げに伴っての手数料・配送サービス利用料の変更はありませんを参照してみて下さい。