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メルカリShopsとは?メルカリとの違い?メリット・デメリット?

経験値2 新・旧機能・サービスの紹介

2021年10月より「メルカリShops」という新たなサービスが開始されました。

パッと見たり聞いた感じ、メルカリとあまり違いが無い印象ですが…一体、どんなサービスなんでしょうか?

今回はそんな「メルペイShops」と「メルカリ」との具体的な違いやメリット・デメリットについて紹介をしていきたいと思います。

メルカリ公式Youtube ~メルカリShops~

賀来賢人、岸井ゆきの、山田裕貴の3人が出演しているメルカリShopsのTVCMです。

「メルカリShops」とは?

メルカリShopsとは、個人の不用品を販売できるメルカリと違い、「事業者の方」や「法人の方」、「ものづくりをしている方」がスマホ1つでかんたんにネットショップを開設でき、こだわりの商品を販売する事が出来るサービスの事です。

「メルカリ」がCtoC(個人間取引)であるのに対し、「メルカリShops」はBtoC(消費者向け取引)となり、販売者は個人ではなく、事業者という位置づけへと変わります。その為、特定商取引法やその他の法律を順守する必要があり、「メルカリ」のルール以外にも覚える事が必要となってきます。

めんどくさいと感じる反面、「メルカリShops」には事業者におススメできる新たな機能も追加されています。あなたの販売している商品のジャンルによっては「メルカリShops」の方が便利かもしれませんので、これから紹介する「メルカリ」との違いをチェックしてみて下さい。

特定商取引法とは?

特定商取引法は、事業者による違法・悪質な勧誘行為等を防止し、消費者の利益を守ることを目的とする法律です。 具体的には、訪問販売や通信販売等の消費者トラブルを生じやすい取引類型を対象に、事業者が守るべきルールと、クーリング・オフ等の消費者を守るルール等を定めています。

(出典元:特定商取引法ガイド┃特定商取引法とは

どんな商品が販売されているの?

  • 農産物
  • 地方の銘菓
  • ハンドメイドのグッズやアクセサリー洋服や小物

上記以外の他にも様々なジャンルの商品が「メルカリShops」には出品されていますので、一度見てみるのもよいかと思います。

「メルカリ」との具体的な違い

アカウントの使い分け

ご利用中のアカウントはそのままに、Shops用のアカウントも作成可能

個人的に行うような不用品の販売は引き続き「メルカリ」で行いつつ、個人事業としての野菜等は「メルカリShops」で売る事でしっかりとプライベートと仕事の線引きを行う事が出来ます。

また、確定申告もやりやすくなると予想されます。

値下げ交渉なしで売れる

ご自身で決めた価格で出品でき、値下げ交渉等の時間を削減する事が出来ます

需要・供給量に伴う相場に沿った販売価格の変更を行う事が重要で、消費者向け取引となるとこのお客さんには安く売り、このお客さんには高く売るというのは公平なサービスの提供とならず、信頼を失いかねません。

その為にも値下げ交渉の機能がはじめから無いのはありがたいです。

まとめて出品・在庫管理ができる

出品画面で、商品の色やサイズ、各在庫数の設定が簡単にできます。

「メルカリ」ではある商品が売れると「SOLD」と表示されてしまい、同じ商品の購入は出来ず、複数在庫がある商品は複数の出品する事が必要でした。しかし、今回からは在庫管理を行う事が出来るようになり、一回の出品で在庫が残っていれば再出品する必要が無く、売れる機会失わずに効率的な販売を行う事が出来るようになります。

これは本当に事業者向けのサービスであると思いました。

販売手数料

メルカリ:販売価格の10%

Shops:現在、販売手数料無料のキャンペーン中。

その他、新規出店料等の初期費用は一切かかりません。

その他

オリジナルWEBページ、SNS・広告連携、オリジナルクーポン、カート機能等、「メルカリ」には無かった機能が追加されています。

今後追加予定

更に、より「メルカリShops」が事業者向けである事を考慮された送り状の一括配送手続き、大口個数も可能なパワーアップ版メルカリ便、クール便、CSVファイルを使った在庫連携・受発注管理等の一括作業・売上情報を一括ダウンロードも今後追加予定の機能となっています。

今後、「メルカリShops」の利用者の増加と共に、利用者の声が形になってくると思います。より便利な機能が追加されていく事が予想されます。

メリット・デメリット

メリット

手数料が「メルカリ」と同じ

出品者として最も意識しなければならない事はやはり手数料でしょう。

大手ECサイトでは出店するだけの初回手数料が数万円、さらに月額の手数料が発生し、出店するだけでも金銭面でのハードルが高いのですが、「メルカリShops」では初期費用が一切無料です。

更に通常、販売手数料として売れた商品の金額の10%が差し引かれるのですが、今なら無料キャンペーン実施中となっています。

現役の事業者にとって参入しやすく売れやすい

現在、お店をやっている方農家さんハンドメイド作家さん物販事業者にとって、かなり参入しやすいプラットフォームであると思います。

しかも、直接消費者へ販売する事が出来るので、送料や梱包等の手間もありますが、仲介業者が上乗せする金額も一切発生しません。場合によっては、普段の販売ルートよりも高く売れる可能性も大いに考えられます。

月間利用者数2000万人のプラットフォーム

「メルカリShops」を使えば、ホームページの作成やECサイトへの面倒な出品の知識も新たに覚えず、月間2000万人の利用者がいる「メルカリ」というプラットフォームへ手軽に出品出来る事は大きなメリットとなりますね。

デメリット

不用品の販売だけなら「メルカリ」で十分

売りたい商品が主に不用品だけなのであれば、まとめて出品や在庫管理等の機能をいかす事が出来ません。新たなルールや法律に関する知識を学んだりする手間を考えれば、わざわざ「メルカリShops」を利用する事はないかと思います。

まとめ

  • 「メルカリ」と「メルカリShops」は「個人」と「事業者」という違いがあり、守るべき法律も異なる。
  • 「メルカリShops」には事業者向けの様々な機能が存在しており、今後ももっと便利なサービスになっていく。
  • 「メルカリShops」を始めるか否かは、あなた自身が出品している商品の傾向で決めるべき。不要品が主であれば「メルカリ」で十分。同じ商品をたくさん出品できるのであれば、「メルカリShops」をおすすめする。
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