メルカリを利用する際、様々な規約の中で商品の出品から取引(売買、発送)を行っていかなければなりません。今回は規約の中でも、よく見かける規約違反をご紹介していければと思います。
あなたもいつの間にか規約違反をしてしまっているかもしれません。また、違反にはならないものの、メルカリ事務局が推奨していないトラブルに発展してしまう恐れのものまであります。
そういった気づかずにやってしまいがちない規約違反について紹介していきたいと思います。
選択式の商品
選択式商品とは:1つのページに対して、「①~⑥まであります、番号を選んでください」等と複数の商品の中から、購入者が1つまたは複数の商品を選んで、見合った金額を支払う販売方法の事。
よく見かけますし、もしかしたらこんな感じで出品している方もいらっしゃるかもしれませんね。
これって実は・・・規約違反なんです。
複数の商品を掲載し、その中から購入する商品を選択させる形式の出品
出品者、購入者の間でトラブルが起きないよう、以下の出品方法はご遠慮ください。
■主な違反行為
- 購入する商品の確定に選択が必須な出品状態
- 購入ボタンを押すだけでは商品が確定しない出品状態
「オーダーメイド商品」のオーダーについてはこれに該当しません。
違反対象の出品が多数あり、事務局も追いつかない様子です。類似した商品がある場合には別ページで作成をして、説明欄で紹介する事で違反を避ける事ができます。
こんなトラブルに発展した事も・・・
ちなみにメルカリボックスにあった質問の一部ですが、
よし。1つのページに6個の商品をまとめて出品から、たくさんの人に買ってもらうぞー。
購入しました。
ありがとうございます。どの商品にしますか?
え?これ全部じゃないんですか?全て送ってください。
その後、事務局へ連絡をしたようですが、どのような結末になったかはわかりません。
コメントの中には、「規約違反です。勉強料だと思って全て発送して下さい。」「規約に違反しているので誠心誠意謝罪をしてキャンセルをできるようにしてください。」といったものもありました。
また、規約はメルカリボックスでも簡単に調べる事が出来、多くの方に知識がありますので、上記のような思いをしないようにしてほしいと思います。
専用ページ
専用ページとは:出品者が購入希望者への専用ページを作成する事。タイトルや商品の掲載画像に「○○様専用」と書く事により、他の方からの購入を防ぐページの事。
こちらもよく見かけますね。
専用ページを作成する事は規約違反ではありません。
しかし、専用ページにはメルカリの規約上、何の効果もありません。専用にしたからといっても誰でも購入する権利はあります。
私なら何かトラブルがあったら嫌なので、専用ページの購入はしませんが。。。
メルカリ事務局としても「推奨はしておりませんが、現在、禁止行為とは定めておりません。」とのことです。
こんなことがあれば規約違反
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特定の方のみへの商品の販売行為は規約違反です。
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以外に知られていないですが、商品を出品する際には必ず販売する写真を掲載する必要があります。また、その商品の説明を記入する義務があります。商品の説明がないページのものを購入した場合、別のページで(追加料金や追加商品等の)話をしていたとしても、実際に何に対して支払ったのか明白な理由を掴むことができない為かと考えられます。
実際に手元にある商品画像を掲載せず出品すること(弊社グループ提供のサービスにより連携した商品画像を掲載した出品は除く)
購入前に実物の状態を十分確認できるよう、手元にある商品の画像を掲載してください。以下のような行為を禁止します。■主な違反行為
- 実物の画像がない
- 転載画像のみの掲載
- 画質が粗いなどで商品の把握ができない
- 上記に該当するとみなされるもの
良くある例
- 商品購入後に送料変更等による別ページでの追加送料の支払いの依頼。
- 専用ページを作成し、画像や説明欄の情報が少ない。
(※オリジナルでサンプル画像を作成しました。)
取り置き
取り置きとは:購入希望者から購入意思を示して、商品の支払い日を指定、その期日まで商品を他へ販売しないよう依頼する行為の事。専用ページと似ているが、購入者から依頼する事が多い。
取り置きをする事は規約違反ではありません。
メルカリ事務局としてトラブルの元になるので推奨はしてないようです。
考えられるトラブル
○○日に支払出来ます。お取り置き可能ですか?
わかりました。それでは○○日にお支払いお願いします。
~~数日後~~
購入希望です。
他購入希望者がいますので、販売できません。申し訳ございません。(特定の人にしか販売しない行為は既に違反)
~~支払日当日~~
申し訳ございませんが、やっぱり購入やめます。
なんてことも考えられます。取り置きをする場合には自己責任でお願いしますが、トラブルが発生してからではメルカリ事務局も取り置きを推奨はしていません。
規約違反があった場合
メルカリ事務局はペナルティーに関して詳細を公開していませんが、何かしらのペナルティーが科せられます。警告から始まり短期間から長期間の利用制限、無期限の利用停止、最後は強制退会が待っています。違反内容によっては一発で強制退会となる場合も。現在では電話番号、住所、口座等がメルカリのアカウントと多くの情報と紐づいています。そういった規約を守らずに強制退会となった人がメルカリを再登録する事は難しくなっています。
皆様も規約を守り、メルカリを楽しみましょう。
いかがでしたでしょうか?既に第2回目の記事を作成中ですので、少しお待ちください。