皆さんはメルカリで出品をする際に販売価格をいくらにするか悩みますよね?
相場に合わせたり、自分が購入した時の金額の〇割位と設定したり、〇〇円以上の売上になる販売価格を設定したり…。商品の種類や状態に応じて、売れそうな販売価格を設定しているかと思います。
自分が出品しようと思っている商品が既にいくつも出品されていた場合、他出品者が設定している販売価格よりも安くすれば売れやすくなるというのはお分かりになるかと思います。
ただ、安く出品すると、売上金が少なくなってしまいます。
今回は『販売価格を下げても損をしない価格設定の付け方』を紹介していきたいと思います。本当にそんな話があるの!?是非、チェックしてみてください。
どちらで購入しますか?
裏技を紹介する前に簡単な質問を出しますので、お答えください。
多くの方は「A店で購入する」と答えるでしょう。何故、A店で購入するのか?
B店よりA店の方が1円安いからに決まっています。
1円損をすると思っていませんか?
次はメルカリに関する質問です。
多くの方は「1000円で売る」と答えるでしょう。何故、1000円で売るかって?
999円で売ったら、1000円で売るより1円安くなる分、売上が少なくなって損をするからです。
…本当に売上が少なくなってしまうのでしょうか?
実際にメルカリで販売価格と売上を調べてみましょう。
販売価格と販売手数料のトリック
そもそも販売価格と販売手数料についてですが、メルカリをやっている方は既にご存知かと思います。
販売価格に対して10%が販売手数料となります。
1000円の販売価格に対して、販売手数料は10%ですので、100円が販売手数料となり、(メルカリ便の場合、送料が差し引かれて)残りが売上金となります。
では、先程話があがった999円の販売価格に対する、販売手数料がいくらになるのか調べてみましょう。
そうなんです。どちらも販売利益は900円なんです。
何故かと言うと、販売価格の999円にかかる販売手数料は99円(正しくは99.9円なんですが、小数点以下は切り捨てとなる)となっているんです。
そこで最初の質問に戻ります。
買いたい商品がA店では999円、B店では1000円で売っています。あなたはどちらで購入しますか?
購入者は1円でも安いお店を選ぶんです。
販売価格の末尾を『99』や『999』等に設定されている商品を見かけませんか?
出品者は販売利益を損せずに、購入者には1円でも得をしてもらおうという考えでの価格設定という事だったんです。これが販売価格を下げても売上金に影響しない裏技の実態です。
販売価格以上に大切なもの
メルカリでは利用者の評価を数値化されて誰でも見る事が出来ます。ほとんどの利用者が高い評価を維持する事が出来ているかと思いますし、高い評価を得られるような言動をとっているかと思います。
評価が高い利用者と評価の低い利用者、あなたはどちらから購入したいですか?
いくら安い価格で販売されていても、評価の低い利用者から誰も購入したい思わないでしょう。価格の安さももちろん重要ですが、それ以上に商品を売る為には評価が大切な要因となりますので、出品する時も購入する時もマナーと規約を守って取引をする事をおすすめします。