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ディズニーがメルカリと高額転売防止に向けて締結。注意喚起から出品の削除まで

経験値8 フリマアプリ・エンタメ情報紹介

メルカリをはじめとするフリマアプリ上にて高額転売されている商品を見た事はありますか?

事実、メルカリでは定価よりも高い金額で『新品/未使用/未開封』の人気商品がたくさん出品されています。ディズニーのグッズもその人気商品の一つとして挙げられます。

そんな東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドとメルカリが高額転売対策に向けて動き出したので紹介していきたいと思います。

締結に関するニュース

オリエンタルランドが2022年3月24日に転売目的のグッズ購入を防ぐため、メルカリと「安心・安全な取引環境の構築に向けた覚書」を締結しました。

「安心・安全な取引環境の構築に向けた覚書」の内容とは?

各社の高額転売における防止策に関する内容となっています。

<オリエンタルランド>

  • メルカリに対する、特定商品の情報や発売情報などの提供
  • 東京ディズニーリゾート・オフィシャルウェブサイト等での注意喚起の実施

<メルカリ>

  • オリエンタルランドからの情報提供に基づいた、特定の商品の取引に対する「メルカリ」アプリ上や公式ブログでの注意喚起
  • 「メルカリ」の利用規約に違反する特定商品の出品への削除対応の実施

出典元:メルカリとオリエンタルランド、安心・安全な取引環境の 整備に向けた覚書を締結 | 株式会社メルカリ (mercari.com)

ディズニーストアでの転売対策

さらにディズニーストアでも転売対策を講じています。

  • 転売を目的とした商品を購入する行為の禁止
  • 転売を目的とした撮影行為の禁止
  • 1種類のグッズにつき、1日最大30個まで

<ディズニーストア/ショップディズニー>不正転売対策の実施について|ディズニーストア|ディズニー公式 (disney.co.jp)

【公式】【東京ディズニーリゾート ショッピング】購入数に制限はあ…|東京ディズニーリゾート・アプリ|よくあるご質問|東京ディズニーリゾート (tokyodisneyresort.jp)

今回の発表でディズニーが本格的に高額転売対策をおこなってくれたと思います。本当に必要としている全てのお客さんの手元へ商品が届くようになってくれればよいと思います。

メルカリで出品されている商品の実情

オリエンタルランドとメルカリが高額転売防止に向けて動いたので、その結果が気になりますよね。

ディズニーグッズの出品自体は少なくはなっているでしょうが、残念ながらまったくのゼロになったというわけではありません。

なかなかなくならず、本当に困ってしまっています。

このように大きな企業ですら頭を抱える高額転売ですが、何故、ここまで日常的に問題となってしまったのでしょうか?

転売が大きな問題となった原因

これはメルカリを長年愛している私個人の意見となりますので、あくまでもご参考程度にお考え下さい。

大きくは二つの要素が重なったことが原因かと考えられます。

フリマアプリの普及

一つ目の要素として、フリマアプリが大幅に普及した事が考えられます。メルカリでは2021年9月の月間利用者数が2,000万人を突破したと発表されております。更に、メルカリ以外にも様々な企業がフリマアプリのサービスを開始しています。

誰でも気軽に出品が出来てしまう操作性も普及するきっかけの一つで、はじめは若い世代が中心に出品をしていましたが、今では高齢の世代まで出品しています。

「広い世代が簡単に出品出来てしまう」つまり「転売できる場所(お店)」が整ってしまったのです。

新型コロナウイルスによる仕事(≒給料)の減少

二つ目の要素として、観光業、飲食業等の業種は新型コロナウイルスの影響を大きく受け、仕事が減少するだけでなく、なかには経営がままならならず倒産しまった企業があったのではないでしょうか。

そうなれば、それらの業種に就いている従業員は生活が困難になり、初期費用が不要で少しの知識で稼ぐことが出来る転売を始めたのではないでしょうか。

ネットで調べれば、何が高額で転売されているか簡単に調べる事が出来ます。

つまり「転売できる物(商品)」が整ってしまったのです。


「転売できる場所と物」が揃い、高額転売が一般化してしまったのだと考えられます。

今回紹介した事以外にも様々な要因によって転売が問題となっています。

今度はどのようにしたら転売が無くなるのか考えていきましょう。

高額転売をなくすためには?

我々が出来る事はただ一つ。『どれだけ欲しい商品でも高額転売された商品を絶対に買わない事』です。

そうする事で転売ヤーは転売する為の商品を購入する資金が無くなり、転売が出来なくなります。

もちろん、転売に対する法律の改訂メルカリや商品の制作会社の転売に対する規約の改変等もあれば、より効果的かと思われます。

最近では再販前提で生産をしていたり、購入希望者全員が購入できるような仕組みを取り入れている企業も多いです。徐々に世の中が転売撲滅に向けて変化していくまで転売ヤーから購入しない精神を貫いていく必要があるのだと思います。

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