出品者が着払いを選ぶ理由
他フリマアプリでは送料の項目が出品者負担のみとなっているところもありますので、わざわざ好んで購入者負担(着払い)を選ぶ理由が見つかりません…。
しかし、送料は出品者負担が望ましいというのに何故購入者負担(着払い)をわざわざ選ぶのでしょうか?それらを紹介していきましょう。
送料分を販売手数料の10%から除く為
出品者負担を選び、商品代の中に送料を含めてしまうと送料にも10%の手数料が上乗せされてしまう状態となります。
少しでも商品を安く、利益をとる為には、購入者負担負担にする方が良い場合もあります。
1000円で出品した60サイズ商品を東京➡東京へ着払いで発送した場合の送料
メルカリ便で60サイズを発送した場合の送料
上記のまとめを比較して頂いたら、おわかりになるかと思います。
着払いでクロネコヤマトで送るよりも、らくらくメルカリ便で出品してもらった方がお得です。
逆に出品者が900円分の販売利益を得ようとすると、ゆうパックで着払い発送する方がゆうゆうメルカリ便より、87円安く送る事ができるのです。
今回は87円の差額でしたが、発送される地域、商品のサイズ、重さによって差額が前後する可能性があります。
1円でも安く売って、利益を高く得ようとする場合には、着払いという方法も良いかもしれません。
ただし、発送先が遠くなれば遠くなる程、送料が高くなりますので、相手の住所次第というところもあります。
自宅にたくさんの切手がある為
『メルカリで売れない未使用の切手を損なく使う・現金化する方法とは?』
こちらの記事にて紹介をしていますが、メルカリで売る事の出来ない未使用の切手が自宅にたくさんある場合には、ゆうパケットに貼って使用する事が出来ます。
発送先によっては送料を安く済ます事も出来ますし、しかも自宅にある売れない切手を還元率100%で使用する事ができるなら超お得ですね。
正直、このくらいしかメリットはありません。
しかし、コメントに返信する為に時間を割いたりすることを考えれば、着払いにするのはどうなのかなぁ?と感じてしまう印象です。
着払いは実際どうなのか?
残念ながら、個人的にはおススメしません。それらを紹介していきたいと思いますので、着払いを選択する場合には出品者、購入者どちらであっても参考にして頂きたいと思います。
匿名配送が出来ない
出品者は匿名配送を選ぶ事が出来ますが、購入者は出品者の発送方法に合わせる事しか出来ません。その為、基本的には匿名配送が出来るメルカリ便を推奨します。
送料の間違えがある
二つめに送料の間違えがある事があります。購入者負担(着払い)の場合ですと、商品を購入する前にコメント欄で送料について話があるかと思います。それに了承して、購入に至ります。
しかし、商品の梱包を終え、お店まで持っていくと送料に誤りがあるケースがあります。
出品者のミスにはなりますが、荷物を持ち帰り、送料に誤りがあった事を伝え、場合によってはキャンセルになるなんて場合も。
出品者、購入者どちらも手間と時間をかけて、結果キャンセルは最悪です。
在宅していなければならない
送料を支払わなければならない為、在宅していなければなりません。
今では着払いの商品もコンビニで送料を支払って受け取る事ができるようになりましたが、コンビニでの受取りを設定すると到着日が遅れる事があります。
また、コンビニが遠い人にとってはわざわざ取りに行くのも時間や手間がかかります。
出品者も理解していない
冒頭にお話をしましたが、メルカリでは売れた商品の送料は出品者負担が多く、着払いで商品発送したことがない出品者も多いかと思います。
その為、着払いのやり方がわからないなんてケースもあり、出品者にとっても困惑するケースがあるかと思います。