メル子さん!徐々にメルカリに慣れてきましたね。何か困った事などありませんでしたか?
はい。この間、購入した商品がいつまで経っても届かないって事がありました。
それは困りましたね。実はメルカリの中で最も多いトラブルとして、「商品のキャンセルについて」なんだ。今回はそれらを解説していきましょう。
メルカリでのトラブル
メルカリを長年利用していると小さなものから大きなものまで一度はトラブルの経験があるかとは思います。メルカリ事務局が間に介入しているからと言って、商品の売買をするのはお互い基本的には一般の方同士。しかも、購入者は実際に現物を見て購入をしていませんし、購入後は配達業者が商品の運搬を行います。直接、店舗に出向いて商品を実際に見て購入しているわけじゃないからトラブルがあっても当然ですよね。
最も多いトラブル
メルカリで商品の購入後に発生するトラブルで最も多いのが、『商品のキャンセル』です。これは購入者・出品者ともに原因がある場合がありますが、ほとんどの場合は出品者に原因があります。どんな時にどういった対応をとるべきか見ていきましょう。
商品購入後のキャンセル(購入者側)
キャンセルのタイミング
基本的には3つの場合が考えられます。
商品が発送されない(発送通知なし)
発送通知なしでのトラブルはあまりないとは思いますが、キャンセル手順を解説します。
キャンセル方法
商品を購入してから数日発送通知がされずに経過すると、購入者の取引画面に《お問い合わせする》といったボタンが出てきます。
そこから《お問い合わせをする》をタップすると、このような画面に切り替わります。
ここから、《購入者》を選択し、《内容》にキャンセルの詳細を書いていきます。「商品を○月○日に購入しましたが、連絡が一切なく、現状も発送通知がされない状態です。また、コメントを残しても返信が無い為、キャンセルを希望します。」等とこちらに非が無い事をシンプルに書きましょう。
そして《送信する》をクリックすれば終了です。
キャンセルの依頼をする為の《お問い合わせをする》ボタンは、1-2日では表示されず、一定の日数(5-10日)が経過すると表示されますので、少し気長に待ってみましょう。
商品が届かない(発送通知済み)
これが最も多いトラブルですので、要注意です。
発送通知後、離島でない限り遅くとも2日~4日で商品は届くと思います。メルカリ便やレターパックなど追跡が可能な商品であればよいのですが、追跡が無い商品が到着しないと不安になりますよね。まずは発送通知後2日間は様子をみましょう。どうしても届かない場合、3つが可能性が考えられます。
①現在配送している最中、②商品の紛失、③発送していないです。
商品が届かないからといって、そのまま何もせずにしておくと自動受取評価され、お金を払うだけになってしまう可能性がありますので要注意です。
自動受取評価とは?
まずはメルカリで商品の売買が行われるとお金の流れが生まれます。
裏を返すと、購入者が受取評価をしなければお金は出品者側にいかないという事になります。この一連の流れの中で、出品者がメルカリからお金を受け取るには、4.『購入者が商品を受け取り、受取評価をする』という事が必須になります。
過去に商品を受け取ったにも関わらず、受取評価をせずに放置してトラブルになった経緯があったため、自動受取評価というシステムが追加されました。
商品の発送がされた後に購入者がコメントも受取評価もせずに数日放置した場合には、メルカリ事務局が購入者の変わりに受取評価をして、出品者へお金を渡すようになっています。
これが自動受取評価です。
残念ながら、この自動受取評価のシステムをさらに悪用して、出品者が発送通知をした後に「到着まで少し時間がかかりますので、コメントをお控え下さい」等とコメントを残し、そのまま自動受取評価のシステムを知らない購入者は商品が届かない中コメントをせずに、メルカリ事務局が自動受取評価をしてしまったという詐欺がありました。
取引をキャンセルする方法
まずは、出品者へ商品が届かない事をコメントで残し、返答がないor出品者が事務局へ問い合わせをしないようであれば、購入者の方から事務局へ問い合わせをしましょう。
マイページの『お問い合わせ』をタップし、『お問い合わせ項目を選ぶ』をタップします。
その後、『取引中の商品について』をタップして、トラブルのあった商品を選んでいきます。
2-3日でメルカリニュースに通知、登録メールアドレスにメールが届きます。後は事務局とやり取りをしながら、出品者へ進捗を伝えていきましょう。(そうする事で自然な感じで自動受取評価を防ぐ事が出来ます)
届いた商品が出品分と相違あり
届いた商品が明らかに違う場合等はスムーズに出品者に問い合わせて解決する事は難しい事ではないと思います。
しかし、解決が難しく、取引の多いのが中古の衣類です。
使用感少々あり、ほつれなど多少ありなど、出品者側にとっては抽象的な表現を使う事や写真の明るさ設定で染みが見えづらくなるなどトラブルに発展してしまう事が多くあります。
受取評価は必ず商品を細かく確認してから
商品が届き、中身をきちんと確認し、傷などがないか確認し、商品説明文と相違がないかも確認して下さい。
問題がない事を確実に確認してから「受取評価」をしてください。
規約上、受取評価をしたら返品不可となってしまいます。
返品・返金を希望する場合
まずは出品者にコメントで返品・返金したい意思を伝えましょう。そこで解決できる見込みがあるようでしたら、商品の返品に伴う『送料』の話をしましょう。個人的には適さない商品を送った購入者側に非があると思いますので、送料は『着払い』にするよう話を持ち掛けます。『元払い(購入者負担)』で話が一向に進まない場合は事務局に相談をしましょう。
取引をキャンセルする方法
商品が届かないケースと同じように事務局へ問い合わせてください。
キャンセル後の返金の流れ
購入者側にキャンセルの原因がなければ、ペナルティはありませんし、評価もつきません。ただ、時間と労力、ストレスは一緒についてきてしまいます。
キャンセルトラブルの回避まとめ
購入前
- 『発送方法』をみて、追跡サービス、紛失・破損補償がついているか確認をしましょう。高額商品は追跡サービス必須かと思われます。
- 出品者の評価を確認しましょう。評価の低い方からの購入は控えた方がいいかもしれません。評価の中にある過去の購入者のコメントがたくさん書いてあると良い出品者のイメージですよね。
購入後
- 発送されるまであまり待ちたくない方は、商品説明欄の《発送までの日数》を目安にコメントしてみましょう。
- 発送通知後、3日前後を目安にコメントをしてみましょう。
- 終始、言葉遣いには気を付けましょう。商品が届いた際に低評価がつく恐れがあります。
- あなたのコメントに対して返答がなかったり、商品が届かない場合は事務局へ問い合わせましょう。
- トラブルが発生した際は、事務局とのやり取りを説明するor報告を受ける為に、2日に1回はコメントをしましょう。
- 異なる商品が届いた際は『着払い』を優先させましょう。
解決後
- 返答がなかったり、不適切な発言等がみられた出品者はブロックを忘れずにしておきましょう。